山こん 一度知ったらこでらんにぃ~


そもそも、この『山こん』は協力隊が着手した2回目の婚活イベントです。

一度目は東和の高木が企画運営した『ゆるこん』。(武藤はまだ協力隊に着任していませんでした~。)

林檎の収穫体験などは好評でしたが、一人で企画運営って大変。

 

そして、平成27年度。

予算はあるけど一人でやるのは辛いなぁとおもっていた高木と、やりたいねって地域で盛り上がっているのに予算のない武藤。

その二人が、合わさって企画をすればいいんじゃないのかなぁ!ということで動き出した企画が

『山こん 一度知ったらこでらんにぃ~』でした。

 

このページではそのイベントの準備や感想を纏めたいと思います。

 

 

※婚活イベントというデリケートなお話なので、

 参加者さんの写真=イベント当日の写真や詳しい内容は掲載することが出来ません。

 

 なので『地域おこし協力隊』の『地域とのかかわり』に特化したレポートになることをご了承ください。

 

一番最初は、子育て支援課さんとの打ち合わせ。

二本松市商工会さんと、かねすいさんも一緒。

同じ婚活イベントでも、商業ベースの商工会さんと自社で会場を持っているかねすいさんと、

里山野生児の協力隊とでは思いつくことや着目点が違う様子。

ステップ2 出来るだけ、地域の人を巻き込む。

予算が出たぞー!という事で、地域の協力者さがし。

地域に挨拶をして回った時に、「若い世代の結婚が・・・」と言っていた方々をまわり、

[山でやろうと思うんです!スタッフ足りないんです!〇〇提供してください!]みたいに事情を説明しながらお話をすすめていきます。

出来るだけ、人を頼る。人に甘える。

だって、協力隊がやったイベントじゃなくて地域でやったイベントであることが地域おこしなんだもの!

ステップ3 地域の良いものでプログラムを組む

同時にプログラムを作るために、岩代と東和をあるきます。

東和の高木がいくつか東和で候補を挙げ、岩代の武藤が岩代の候補を挙げ・・・・

時間調節や、景色にこだわりながら内容を決めていきました。

中でも感動したのは、今回のイベントの要でもある[日山キャンプ場]。

一か所に大人数とまれて夜一緒に過ごせて、里山を満喫で来て、使い勝手のいい施設ってないの~??

というぜいたくな悩みを叶えてくれました。初めて下見に行った日はお天気が良く、雲の隙間から陽が差し込んでいて!!!!

その景色に即決ですよ!

ステップ4 広報活動


パンフレットも自分たちで作りますよ~。

高木が市とのやり取りや会計を担当してくれているので、この辺は武藤が担当します。

 

 

チラシを配って歩いたりもしました。

若い女性・・・しかも山が好きな女性は、二本松市だと岳温泉付近に来るのでは?!とか

公共施設にはとにかくおいてもらおう!とか。

そして本番に向かっていく・・・・・

そして、ついに最終ミーティング。

[この人たちとイベントをやってみたい!][この人を若い世代に繋げたい!]そういう、最高の人選で臨みます。

女性の気持ちを察するプロ(普段は道の駅の従業員さん)とか、

場を引き締めるプロ(普段は果樹農家さん)とか、

誰とでも打ち解けられるプロ(行政区長さん)とか。

しかーし。ここに来て、大雨・・・。

 

降っている間は、岩代は警報なりまくり。そして、心配で翌日キャンプ場への道を見に行ったら・・・。


地割れ・・。キャンプ場に向かう道が凄い状態になっていました。

これは当日大丈夫だろうか。

そう途方に暮れていると、様子を見に来てくれた地域の人がちらほらいたりと、既に色んな人の中に浸透した企画になったのだなぁと思ったり。

ついに本番

テーブルとイスは、ワイナリーの社長の手作りでした。

行く先々で、地域の人が助けてくれる。そんなイベント。

2日目は、参加者さんも打ち解けたのか私たちのサポートなしでもわきあいあいと自由時間を過ごしていました。

 

参加者の方のプライバシーのため!イベントの様子のお写真は掲載できません。

 

イベント中もイベント後もカップルが誕生していること

イベント終了後も地域の人へのお礼のメッセージが多く寄せられたこと

そして何より、イベントに携わった地域の方から「こんなにいいイベントだとは思わなかった!」と言う言葉をいただいたことを

お知らせしておきます(やったー)

 

山こんをやってみて・・・・

東和・岩代の垣根を越えて、仕事も世代もばらばらの協力して下さったみなさま!

ほんとうにありがとうございました。